我々が生活する身近な地域社会において、小・中学校あるいは企業などで、通常はゴミとして廃棄されるペットボトルの使用済みキャップ回収し、地域作業所と呼ばれる身近な障害者施設で障害者の方々が分別・破砕し、その原料を元にメーカーが再成品を作り、その再成品を再度地域住民が使用する、こうしたリサイクル社会を創り上げることの一助となります。 |
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障害者が身近な小・中学校、地域の企業などが回収したキャップを分別、破砕作業を行うことにより、障害者自身が地域社会の役に立ち、健常者とともに働き、ともに助け合う地域社会の一員としての実感を得ることができる。 |
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キャップを回収し、障害者が分別・破砕作業を行うことで、新たな雇用を創り出し、障害者の雇用と社会参加を促すことができる。 |
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ゴミとして取り扱われるキャップを焼却処分せず、再資源化を行うことにより、地球温暖化防止に自分も貢献している一人であると実感できる(キャップ400個で、3,150kgのCO2を削減)。 |
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回収したキャップは再成品(ボールペン、ゴミ箱、花壇など)として自分の手元に戻ってきた時にリサイクル社会の中で自分の果たすべき役割の重要性と幸福感を得ることができる。 |
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キャップの売却益で世界の子どもたちへワクチンを届けている事実が、地球上に暮らす人類全体へと意識を広げるとともに、人間の生命の尊さを感じることができる。 |
以上のとおり、エコキャップ推進活動の一連の流れの中で、障害者の方によりエコキャップの分別、破砕作業を行っていただくことには多くのメリットがあり、地域社会を構成する様々な立場の人々をも、同時にかつ前向きに巻き込み、地域社会の連帯感を育んでいく可能性を秘めていると考えています。 |
障害者が従事する全国の地域作業所へ破砕機を寄贈し、障害者の雇用と社会参加の促進を図る計画です。 |
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